2025年8月に、子役が本気で挑むこどもが主演の本格ミュージカル『Ran』の上演が決定しました。
2022年12月に1回目が上演されたこの作品!
第3回目がどんな作品になるのかとても気になります!


演出家の腹筋善之助さん・プロデューサー右近和紗さんにお話とともに、オーディション情報2025についてご紹介します。
こちらの記事では、
- こども主演の本格ミュージカル「Ran」について
- オーディション情報2025
- 求める人材や作品に込める思い
などについて、ご紹介しています。
2022年の上演の様子を作品の脚本・演出を努める腹筋善之介さん、プロデューサーの右近和紗さんにインタビューを実施。
このミュージカルへの思いやこどもたちへの期待などお話ししていただいています。
劇団「惑星ピスタチオ」の座長として1990年代の演劇界を席巻。1人芝居で2万人を動員するなど、絶大な支持を得る。
- 岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド!」
- テアトルサマーミュージカル「WITH」(小学生〜高校生主演)
- こどもが主演のミュージカル『Ran』
など、こどもたちが出演する舞台を多く演出。
お稽古に高い定評があり、こどもたちがミュージカルを通じて生き生きと輝き、成長していく現場を数多く経験されています。

プロデューサー:右近和紗さん
15歳より舞台の裏方に関わり、18歳でフリーランスとして活動を開始、舞台のみならず、TV・映画・マネジメント・PRなど幅広いスタッフワークを経験。
演出家の腹筋善之介さんと、こどもが出演する多くのミュージカルをプロデュースされています。
こども主演ミュージカル『Ran』はこんな舞台です
2025年8月3日(日)・4日(月)に立川市市民会館 たましんRISURUホールにて、こどもが主役の本格ミュージカル「Ran」が上演されます。
注目📣
— ミュージカル【Ran】 (@RanTheMusical) March 12, 2025
2025年8月
ミュージカル「Ran」開催決定🌷
子役キャスト募集開始❣️
本気で舞台に挑みたい方
たくさんのご応募お待ちしています!
小学2年生〜高校3年生まで
子供達が主役の作品✨
4/19(日)応募締切
詳細⬇️https://t.co/1aCrfOO0NW#ミュージカルRan #オーディション #腹筋善之介
こどもが出演する舞台の実績が高いduobus株式会社が企画・演出。
この作品は、こどもたちが本気で挑むこどもが主演作ミュージカルです。
昨年、第2回の公演が無事に終了し、今回3回目の上演が決定しました。

さっそく、ミュージカル「Ran」の魅力に迫っていきたいと思います。
こどもたち主演の本格ミュージカル

ミュージカル『Ran』は、【こどもミュージカル】とは表現していません。
【こどもたちが主演の本格ミュージカル】という位置づけで、演じるのはこどもたちだけれど、大人顔負けの作品にしたいという意気込みで制作されています。

稽古を通じて、こどもたち自身が「私たちはプロとして舞台に立ちたい。みんなが感動する作品を世界に届けたい。」と大人が驚くほど真剣に取り組んでくれます。
気持ちを盛り上げ、本気で取り組めるように皆さんを導くことが私の務めです。
舞台の最前線で戦うチームで制作

こども主演のミュージカル作品ですが、関わるチームは最前線の舞台で戦うプロ集団。
歌・ダンス・お芝居とあらゆる分野のプロがジュニアキャストを直々に指導していきます。
長年、演劇界で活躍されている経験豊富な大人たちと関わることができます。
そんな環境の中で、こどもたちは、日常では味わえない特別な経験ができると思っています。

老若男女の心に届く作品に

『Ran』は老若男女、誰が見ても楽しめる作品にしたいという思いを込めて脚本を書かれたそうです。
どこか懐かしく、でも洗練されていて見た人に活力を与えるようなそんな作品になっています。
世代や地域、性別を問わず、多くの人の心にも響くような物語です。

今回の初演を機に、日本全国あらゆる地域のこどもたちが関われる作品にしていきたいんです。
いろんな地方のこどもたちが、前向きに物事を表現する力をこの作品を通じて養っていけるようなものにできたらいいなと思っています。
ゆくゆくは世界に向けて、海外でも展開できる作品にしたい!と意気込んでいます。
『Ran』2025の募集要項・応募方法はこちら
今回、募集しているのは、キャストは、
- 小学2年生~高校3年生
になります。

こどもだけで創り上げる作品。
条件が合う方は要チェックです!
概要 | 詳細 |
応募条件 | 小学2年生〜高校3年生 ※2025年4月時点 |
審査日程 | 応募締切・・・2025年4月19日(日)18:00必着 実技審査・・・2025年4月27日(日) |
稽古スケジュール (予定) | 6月1日(日)、8日(日)、15日(日)、22日(日)、23日(月)、29日(日)、30日(月) 7月6日(日)、7日(月)、13日(日)、14日(月)、20日(日)、21日(月・祝)、23日(水)、27日(日)、28日(月)、29日(火)、30日(水)、31日(木) ※日曜日・祝日は主に10:00~19:00、月曜日は主に19:30~21:30(一部日程で例外あり) |
本番 | 2025年8月3日(日)・4日(月) |
会場 | 立川市市民会館 たましんRISURUホール (東京都立川市) |
合格後の参加費 | 15,000円(税込) チケットノルマなし |
その他 | ダブルキャストで1ステージずつの可能性があります |
応募方法 | 公式ページよりWEBで応募できます。 |
主演を演じる子役キャスト

今回、主演となるのは小2〜高3の子役キャスト。
学校を舞台にスクールメイトたちが物語を動かしていきます。

ひとりひとりの個性を大切にします。
おもしろい子、個性がある子、控え目な子、どんな個性も舞台の上で輝ける作品です。
プロ意識があれば未経験の方も参加OK!

応募条件に、「プロ意識を持って活動している方」とありますが、経験の量やレッスン歴は問いません。
未経験の方も歓迎です。
また、月謝やチケットノルマなど出演にあたって費用が一切かからないのも『Ran』の特徴。
「舞台で表現したい!歌やお芝居が大好き!」
「興味のあった舞台出演にチャレンジしてみたい!」
そんな思いのあるこどもたちが誰でも応募しやすい環境を作っていきたいと思っています。


経済的なハードルがなく、気持ちがあれば誰でもチャレンジできるのは嬉しいですね。
ここがポイント
多くのジュニアミュージカルでは、チケットノルマがあったり、レッスン費用が追加でかかってしまう現状があります。
今回のプロジェクトでは、『Ran』を通じて、いろんな地方に住むこどもたちが、前向きに物事を表現できる場を作りたいという思いから、参加する子どもたちの負担をなるべく少なくすることもテーマのひとつにしています。
出演するキャストには、出演料も支払われます。
男の子も輝ける作品です

『Ran』は、女の子だけでなく、男の子も輝けるような物語となっています。

男の子も大きなやりがいを感じながら演じることができる作品です。
ぜひ、チャレンジしてみてください!
地方在住のお子さんも応募OKです
お稽古・本番は東京都内となりますが、地方にお住まいの方からの応募も受け付けています。
第1回『Ran』では、関東在住の子のほか、東北・九州の子も合格しています。
地方在住の方は、採用前に保護者の方と事務局で出演ができるかどうかの確認・調整を行った上で出演されました。
遠方からも安心して稽古に来ていただけるように、事前に心配な点をお伺いし、保護者の方とコミュニケーションをとります。

第2回『Ran』上演レポ

こどもが主役の本格ミュージカル『Ran』は、2024年1月に第2回公演が上演されました。
オーディション・選考

第1回の『Ran』の募集では、130名以上の応募があり、オーディションで選ばれたキャストは12名。
大型ミュージカル出演の経験がある子もいましたが、『Ran』が初舞台になった子もたくさんいました。

オーディションでは、子どもたちに
「上手い・下手ではなく、わたしたちはひとりひとりの個性やきらめきを探しています。
他の子と自分を比べたり、形にはまったものではなく、あなたが思うように自由に表現してもらいたい」
と伝えました。
とても緊張する空間であるオーディションの中で、練習してきた課題を一生懸命に表現する子どもたち。
たくさんの子の中から、その子がもつ本質的なところを見極めて審査していきます。
経験豊富な審査員には、その子がどんなことを考え、何をやってきたかが見えるといいます。

ダイヤモンドの原石のようなたくさんの子供達の中から、どうやって光らせていくのか、責任を感じながらの選考となりました。
お稽古での様子

お稽古を進めていく中では、子どもたちに変化があったようです。
世界を目指してつくる子どもが主役の本格ミュージカル
この作品は、「子どもミュージカル」ではなく「子どもが主役の本格ミュージカル」。
世界に通用するミュージカルにしようと子どもたち自身も話し合い、高い目標を掲げます。
そうは言っても、小学生〜高校生の子どもたち。
休憩時間にはついおしゃべりに花が咲いたり、ワイワイ盛り上がる姿もありました。
お稽古が進むに連れて、子どもたち自身の意識が変わっていくんです。

取り組む意識を高める指導
お稽古を進める中で、うまくいかずに自信をなくしてしまい前に進めなくなってしまう子も。
この舞台は、覚えなくてはいけない段取りがとても多く、レベルの高い歌やダンスも求められます。

今までやってきた練習レベルでは、目指すものは作れないと子ども自身に気づいてもらわなくてはなりません。
アマチュアを脱しプロ意識を芽生えさせ、その子を本気にさせる。
いろんな例え話を交えながら、心に刺さる言葉を掛け続けました。
芽生えるプロ意識
「世界に通じる作品にするには、今の自分達は何が足りないのか」
「何をしないといけないのか」
そんなことを自分たちで考えるようになった子どもたちは、休憩時間にも自ら進んでお稽古に励むように。
限られたお稽古の時間の中で、たくさんのことを覚え、そして、表現していきました。
舞台稽古

劇場での舞台稽古。
実際に、舞台の上で動いてみると、調整しなくてはならない課題がまた見つかってきます。
本番ギリギリまで、子どもたちは、必死に最後の最後まで諦めずにお稽古に励みました。
私達も最後の最後まで必死でした。
子どもたちは本当に最後まで足掻いてくれました。

本番当日

本番の様子は、ぜひこちらのダイジェスト映像をご覧ください!
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観劇者の声
- 子どもたちが出ずっぱりな舞台。そのパワフルさは圧巻でした!
- 子どもの舞台とは思えないほど楽曲が素晴らしかったです!耳に残る音楽でレベルが高かった。
- ポップなものから懐かしさを感じるダンスもあり、年配の私も楽しめました。
出演したお子さんの保護者の声
- 『Ran』の出演をきっかけにとても成長しました。家での立ち振舞にも変化がありました。
- オーディションを受ける際に「相手の気持ちを気持ちを想像すること、身体の鍛え方と休め方、文章を読み解く力、仲間と協力すること、我慢すること、相手を尊重すること、勇気を出してやってみること…こどもたちは稽古で膨大な体験をします。」というメッセージは、偽りないどころか、全て上回っていて驚きの連続でした。
- 貴重な成長の機会を頂き、心から感謝です。
オーディションでは、こんな子を求めています

- ミュージカルに出てみたい方
- 歌やダンスが好きな方
- 前向きに取り組むことができる方
- お芝居が大好きな方
- 諦めずに頑張ることができる方
今回の募集の条件は、プロとしての意識を持って活動している方となります。
経験が少なくても、舞台に立ちたい気持ちがあれば歓迎です。
容姿に自身がなかったり、歌が苦手でも応募できますか?


私たちは「顔が可愛いから・イケメンだから」とか、「知り合いだから」とかそんな理由で選んだりしません。
「性格が面白い子」「本当に舞台で輝きたいという熱い思いがある子」「個性的な子」どんな子も輝ける場所を作りたい。
みんなの個を大切にし、その子の持つ才能を開花させられたらと思っています。
大きな人生経験になります
「オーディションを受ける」ということは、大人になっても絶対に覚えているとても貴重な人生経験になります。
「まだ早いかな」と思っていたり、「無理じゃない?」と周りから言われている子も少なくありませんがそうではありません!
「上手にできる」ということではなく、自分の中に潜んでいる「なにか」を持っている可能性があります。

私たちのお稽古の中で、あなたの眠る才能が一気に伸びるよう仕掛けていきます。
圧倒的にインパクトのある面白い経験をしてみませんか?
演出家 腹筋善之介さんからメッセージ

脚本・演出の腹筋善之介さんからのメッセージ
舞台芸術に参加することは、感受性が鋭いこどもたちにとって、とても大きな成長のきっかけになります。
自分の人生にとって、本当に楽しい素晴らしい時間を手に入れることができるものです。
これまで、多くの作品でこどもたちと関わってきましたが、こどもが本気になれば、大人たちが驚くほどの力を発揮します。
世界に通用するレベルの作品を創るため、意識を高く持って舞台に挑む子どもキャストを募集します。
自分の持つ能力を存分に生かして本気で舞台に挑みたい方、たくさんのご応募お待ちしています!
まとめ

最後にこちらの記事をまとめていきましょう。
こちらの記事では、新作のこども主演の本格ミュージカル『Ran』についてご紹介しました。
2025年8月に上演される『Ran』に出演する子役キャストを現在募集中です。
- 小学2年生~高校3年生
参加の条件は、プロとしての意識を持ち活動していること。
レッスン歴や経験の長さは問いません。未経験者も歓迎です。
舞台で自分を表現してみたい方、歌やダンスが大好きな方、ミュージカルを通じて成長したい方はぜひチャレンジしてみてください!
>>こども主演の本格ミュージカル『Ran』の公式ページはこちら

脚本・演出:腹筋善之介さん